「排泄」について

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昨日は「第18回ケア☆カフェしょうなん」に参加してきました。テーマは「排泄」でした。ケアカフェの醍醐味、今回も様々な意見が出ました。以下に列記します。

★食事と同様に生きている限り毎日必ずあるものだが、食事が大体同じ時間・同じ回数であることとは違い、排泄は毎日異なる時間・異なる回数であることが多い

★食事は他人に見られても特に恥ずかしいことではないが、排泄は他人に見られることは恥ずかしいこと

★本人の尊厳とケアする家族の負担のバランス

★元々自分で出来ていたことがある日突然出来なくなる中途障がい者は、申し訳なさが先立ち諦めと絶望が続き、受け入れに至るまでにはとても時間がかかる

★本人の為のケアを心がけないといけない

★様々なオムツやポータブルトイレ、エコーを利用した尿量センサーなどテクノロジーが進歩したが、結局は使う側の人間次第

★積極的にオムツ使用を選択できるような働きかけ、気持ちの変換が出来れば…

★トイレは本来リラックス出来る空間、時間だが自身で出来ない状況になると途端に申し訳ない時間、辛い時間などのネガティブな気持ちに埋め尽くされがち

★尊厳とは、本人が嫌がることを強制しないこと。やりたくないことをやることを強いた場合「尊厳が損なわれる」

書き出すとキリがありませんが多くの意見が出ました。大切なことは、正解は人の数だけあり自分自身の常識や物差しで相手を見ないことではないかと思いました。


2017年5月27日更新
片岡侑史

片岡侑史 について

総合診療科 医師。病気だけではなく人を取り巻くもの全てを総合的に診て、人が人らしく生き、死ぬことが出来るように支えることを目指す。2017年7月現在、藤沢本町ファミリークリニックにて勤務中。