手段と目的

本日は「最期まで家で生きるプロジェクト in 藤沢」に参加しました。お題は以下の通りです。

「障害は難しい」という声をよく聞きますが、その理由は恐らくいくつもあります。「自分の常識に当てはまらないから」「個々の違いが非常に大きいから」「教科書通りのやり方では上手くいかないから」など、挙げていけばキリがありません。個人的には「人を診る」という視点が障害関係なくどんなケースでも大事だと思います。当たり前に感じるかもしれませんが、自戒を込めて書きますと専門職はどうしても「支援しなければ」「この問題点にこう対応する」という視点になることが多く、根っこの部分にくるはずの「この人は何をしたいか、何を嫌がっているのか、何に困っているのか」がいつの間にか抜けることがあります。”支援臭”が漂う人が敬遠されることがあるのはこういった部分が相手に見えてしまうと起こるのでは?と思いました。

「どうやったら支援出来るのか?」よりまずは「この人はどういう人なのだろう、何をしたくて何をしたくないのだろう」から入っていくのかな…と思いました。


2016年9月14日更新
片岡侑史

片岡侑史 について

総合診療科 医師。病気だけではなく人を取り巻くもの全てを総合的に診て、人が人らしく生き、死ぬことが出来るように支えることを目指す。2017年7月現在、藤沢本町ファミリークリニックにて勤務中。