薬はリスク

5月13日(日)「認知症と薬」というタイトルで約75分間お話をさせて頂きました。参加してくださったのは地域の専門職の方だけではなく、当事者の方や当事者家族の方も半数近くいらっしゃいました。

全ての立ち位置にいる方にお伝えしたかったことは

・薬はリスクとなり得る
・市販薬を服用する前に主治医に確認
・急に状態が変化した場合、薬の影響ではないか?と疑うことが大事(市販薬や、内科以外で処方された薬含めて)
・普段の様子を医療従事者に伝えることが大事

です。
5種類を超えて薬を飲むことで副作用リスク等が高まる恐れがあることが分かっており、認知症の面以外でも「不要と思われる薬を減らす」という視点が大切になります。昔からずっと飲んでいる薬、なぜ飲んでいるのか分からない薬、余っていていつも飲めていない薬は不要である可能性が高いです。

医療によって100%解決しない疾患が増えていく中、相対的に医療の役割は小さくなっています。大きな役割を占めるのは必然的に医療以外の職種であり、多職種連携が必要なのは自明の理です。こういったことを伝える場が少しでもあればと思います。

このような場を与えてくださった株式会社NGUの山出 貴宏さん、川辺文枝さん、山口明美さん、篠田 佳明さん、西田大輔さん、ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。


2018年5月15日更新
片岡侑史

片岡侑史 について

総合診療科 医師。病気だけではなく人を取り巻くもの全てを総合的に診て、人が人らしく生き、死ぬことが出来るように支えることを目指す。2017年7月現在、藤沢本町ファミリークリニックにて勤務中。