誰もがいられる場所作り

昨日はイベント盛りだくさんだったのでブログ3本立てです。まず午前中は理事長加藤忠相が社長を務める株式会社あおいけあが運営する、小規模多機能型居宅介護「おとなりさん」のオープンハウスを手伝いに行きました。

1階の小規模多機能型居宅介護のスペースは、既存の事業所である「おたがいさん」と似たデザインとなっています。特徴は床、壁、天井に木を用いて木目を視覚的、嗅覚的にに捉えられるようにしていること。自然の力は人間に良い影響を与えてくれることが分かっています。通りに面した部分は全面ガラス張りとなっており採光と近隣住民からの視認性を意識した作りとなっています。また、まだ設置されていませんがいずれ薪ストーブが置かれインテリア兼暖房としての役目を担います。火も人間の根源的な部分に訴えかけるものがあり、そういったところも意識してのものではないかと思います。

1階奥には食堂があり、ここは地域に開けた食堂として開設されました。すなわち小規模多機能型居宅介護の利用者だけではなく、スタッフや近隣住民の方々、遠くから来られた方など誰でも利用出来る空間となっています。

2階には居住スペースが3部屋あります。家賃は7万円ですが地域のために1日1時間以上ボランティアしてくれるなら家賃4万円となります。25歳以下の学生はさらに安くなり家賃3万円となります。この辺りは石川県金沢市「シェア金沢」を参考にプランニングされています。

既に3部屋全て居住者が決まっており、うち1つに訪問カフェ&美容「me-mo」が入ります。これにより週何日かは気軽に美味しいコーヒーを飲むことが可能になりました。近隣のお菓子屋「ニコラ」のお菓子も一緒に売られるようになります。

居住スペースの隣、食堂の真上に位置するスペースにフリースペースがあります。食堂とは吹き抜けで繋がっています。想定されている用途としては小さなお子さんと一緒に来たお母さんが、食堂でゆっくりしている間お子さんが自由に遊べる空間、スタッフがマッサージなどのケアを受けられる空間が挙げられます。室内にはマイマグカップを置く棚があり、誰でもマイマグカップを持参して常備しておくことが可能です。コーヒーを気軽に飲めるようにとの気配りですね。

他にもハンモックや登り棒といった遊び心もあり、誰でもふらりと来ることが出来る場所になる可能性があるのではと思います。今後少しずつお手伝いしていこうと思います。


2017年3月27日更新
片岡侑史

片岡侑史 について

総合診療科 医師。病気だけではなく人を取り巻くもの全てを総合的に診て、人が人らしく生き、死ぬことが出来るように支えることを目指す。2017年7月現在、藤沢本町ファミリークリニックにて勤務中。