顔の見える関係を作ろう

2/9は「顔の見える関係を作ろう@藤沢」定例会第30回でした。

今回は初参加が5名、いずれも事務局員ではなく普段の参加者が紹介してくださった方でした。内訳は作業療法士が2名、看護師1名、ケアマネ1名、歯科広報1名と多岐に渡っていました。また、今回は4月に新規の訪問看護ステーションを立ち上げる方が4名もおりました。開設前から既に地域の様々な場所で対人支援を行っている人と顔が繋がることは、質の向上に繋がると思います。参加者も徐々に藤沢市北部から大和市の方が増えてきている印象です。

今回の勉強会のお題は「訪問看護」でした。訪問診療を日々行っていると訪問看護の必要性を切に感じますが、患者や家族からはその必要性を感じていない、重要だと思っていないことが多く、そのギャップに悩まされる場面がしばしばあります。どうやらそれはケアマネージャーや地域包括支援センター職員も感じる場面があるようです。他職種の話を聞くことで視点が増えるという感覚は常に大事だなと思います。

衝撃的だったのが、訪問看護の必要性を主治医が訴える場面の方が少ない、ということ。医師から訪問看護をいれましょう、と説明することが圧倒的に多いものだと思っていただけにカルチャーショックでした。訪問看護指示書の内容をケアマネージャーは見ることができない、ということがケアマネージャーとしては困るというのも今までに無い視点でした。

在宅医としては、医師からケアマネージャーまたは本人・家族に対して訪問看護の重要性・必要性を説明して導入することが多いため、今回のように他職種で意見の交換をすることで「自分にとっての常識は他人にとっての非常識」と感じるキッカケとなり、大事だなと思いました。

次回、来月の定例会は「在宅医療における管理栄養士の役割」について、鈴木洋子さんにお話して頂きます。


2018年2月12日更新
片岡侑史

片岡侑史 について

総合診療科 医師。病気だけではなく人を取り巻くもの全てを総合的に診て、人が人らしく生き、死ぬことが出来るように支えることを目指す。2017年7月現在、藤沢本町ファミリークリニックにて勤務中。