顔の見える関係を作ろう

昨日は自身が事務局の一員を務める「顔の見える関係を作ろう@藤沢」の第37回定例会でした。今回も初参加の方が多く、職種も看護師、薬剤師、作業療法士、理学療法士、ケアマネージャーなど多彩でした。久しぶりの参加の方もいらっしゃいました。

今回の勉強会は「リハビリテーション栄養」で、講師は藤沢湘南台病院の中島 活弥先生にお願いしました。栄養なくしてリハビリテーションなし。生きる人全てに対して栄養へのアプローチは大切ですが、病院を始めとする現場ではなかなかそれが行き届いていません。診療報酬の整備も追いついておらず重要性の周知には時間がかかりそうです。

大切なことは、低栄養やサルコペニアに対して栄養状態の改善や筋肉力の増加を目指すことは目的ではなく手段の1つに過ぎないということです。特に専門職は目的と手段が逆転していないかを常に考える必要があると思います。

次回第38回は「コミュニケーション」について林 英奈さんにお話して頂きます。コミュニケーションにはユマニチュードやオープンダイアローグなど様々な技法がありますがいずれも手段の1つに過ぎません。対人支援を行う全ての人にとって、コミュニケーションの特殊な技法ではなく基本的に大切なことをみんなで学びたいと思います。


2018年9月15日更新
片岡侑史

片岡侑史 について

総合診療科 医師。病気だけではなく人を取り巻くもの全てを総合的に診て、人が人らしく生き、死ぬことが出来るように支えることを目指す。2017年7月現在、藤沢本町ファミリークリニックにて勤務中。