今日は悠翔会主催の勉強会、丸の内在宅医療塾に参加してきました。医療職限定の無料の勉強会で、お題は「医療者も患者さんも満足するコミュニケーションを考える」でした。
外来でも在宅医療でも、1人辺りに費やすことの出来る時間はどうしても限られてしまいます。時間的余裕がなくなると聞きたいことを聞けず、信頼関係を築けなかったり意思決定支援出来なかったりと悪循環になってしまうことがあります。今回の勉強会では、限られた時間の中でどのようにコミュニケーションを取ると目の前の方に寄り添うことが出来るのか?といったことを学びました。
講義とロールプレイを経て感じたのは、今まで意識せず出来ていたこととそうでないことがあったということです。自分のやっていることを客観化、言語化することの大切さを実感しました。そして、EBMとNBMが相反するものではなく相補的なものであることや、contextの概念なども非常に納得がいくものでした。自身の診療を客観的に振り返り見直すいい機会になりました。明日以降に活かしていこうと思います。